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学生の皆様へ【学長メッセージ】

学生のみなさんへ(マスクの着用方針について)

 

連休でリフレッシュはできたでしょうか。学年によっては臨地実習も始まり、これから夏休みまでは前期の大事な学修の期間になります。

 

さて、政府は5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけを第2類相当から第5類に変更しました。文部科学省はすでに先月から大学・高専の教職員・学生に対し、教育研究活動の実施に当たってマスクの着用を求めないことを基本とするとの通知を発表しています。一方、厚生労働省は医療機関等におけるマスクの着用を引き続き推奨しています。本学は医療系大学であることに鑑み、マスク着用については4月からも医療機関での対応に準じ、学生のみなさんに対してこれまで通りマスク着用をお願いしてきました。

 

今回の感染症法第5類への変更に伴い、マスク着用を個人の判断に委ねる社会全体の動きはさらに加速することになります。しかし、本学での臨地実習先となる医療機関のほとんどは5月8日以降も医療スタッフ及びその医療機関で臨地実習を行う学生に対してマスク着用を義務付けています。

一方、臨地実習以外の学内実習、演習は学生・教員の間で会話が頻回に行われますが、お互いの距離をとることが難しく、感染リスクを考えるとマスク着用が望ましいと言えます。講義についても、実習、演習ほどではないものの、学生間のディスカッション、教員への質問など声を出したコミュニケーションが行われることがあります。

 

これらの社会情勢や教育活動上のリスクをふまえ、本学では学内での講義・演習・実習中は学生、教職員のみなさんに対して、当面の間引き続きマスク着用を求めることとします。

なお、休憩時間、授業後の課外活動など上記に示した教育活動以外の時間におけるマスク着用は、周囲の人との距離、換気の状態など感染リスクに応じた対応を各自で判断することとし、一律にマスク着用を求めることはしません。

 

今年度より新たな対策として換気の必要性を示すアラーム機能を備えたCO2モニターを各教室に設置しました。学生、教職員の立場に関わらずアラームを見たら開窓することを期待します。自らの経験や社会の事例に学び、自律的に状況を判断し、必要があればマスク着用、換気等適切な感染対策を行えることは、医療系学生として大事な素養です。

 

感染の状況に変化が生じるなど今後必要があれば改めてメッセージをお伝えします。

 

令和5年5月8日

                                学 長   柴田 英治