学生の皆さまへ

2021年もあとわずかになりました。試験も近づき、学生みなさんには忙しい日々を過ごしていることと思います。

新型コロナウイルスの感染は第5波が収まりここしばらくは新規感染者数が少ない状態が続いています。本学でも警戒カテゴリー・対応レベルをA-1に下げ、ほぼ通常通りの対面授業を行う一方、クラブ・サークル活動も許可制ながら再開されています。

これまで本学でもマスク着用のほか、三密を避ける行動の呼びかけと措置を行ってきた結果、学内での感染が疑われる事案の発生はありませんでした。これはみなさんが医療系学生にふさわしく、感染を避ける行動をとり続けてきたためで、改めてその努力に感謝します。

現在感染は国内では落ち着いているものの、韓国、ヨーロッパでは新規感染者が高いレベルで推移しています。また、新たな変異ウイルス、オミクロン株の国内感染例が報告されており、まだまだ基本的なウイルス感染対策を緩めるわけにはいかない状況にあります。

これから年末年始の休みに入り、様々な人との交流、会食などが予定されていることと思います。マスク着用を続けるのはもちろん、大人数・長時間・換気の悪い場所での会食を避けることを意識しながら、休み中は家族、友人などとリラックスした時間を過ごしてください。

なお、現在海外渡航に際しては入国時に14日間の待機期間が設けられています。言うまでもないことですが、休み中の海外への移動は授業・試験に支障をきたすことになりますので、厳に慎んでください。新年には再び元気にキャンパスで会えることを楽しみにしています。

四日市看護医療大学　学長　柴田英治