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新入生の皆様へ【学長メッセ―ジ】

新入生のみなさんへ

令和5年4月1日

四日市看護医療大学

         学 長 柴田 英治

 

ご入学おめでとうございます。みなさんを本学に迎え入れることを嬉しく思うとともに心から歓迎いたします。みなさんの高校生活はコロナ禍に見舞われ、友人との交流や部活動など様々な面で不自由を感じられたことと思います。最近は第8波が1月中旬にピークを迎え、その後全国的に減少が続いています。県内の病床利用率も一時は60%に達しましたが、現在は10%未満となっています。これに伴い、文部科学省は小中高の学校のほか、大学など高等教育機関でも「学生及び教職員については、教育研究活動の実施に当たって、マスクの着用を求めないことを基本とすること」との通知を出しました。

本学でも2020年はじめの感染拡大以降今日までマスク着用を学生・教職員に呼びかけてきました。この結果、学生・職員の間に大学以外の場が原因と考えられる感染者はある程度発生したものの、学内でのクラスターの発生は抑えることができました。

 

一方、より厳重な感染対策をとる病院はじめ医療機関で働く医療従事者に対しては引き続き院内でのマスクの着用が求められています。病院などで行う臨地実習では実習グループの学生の中に1人でも感染者が発生するとそのグループは臨地実習が実施できなくなります。このルールは新年度になっても変わりません。

本学が医療系の大学であり、臨地実習という最も重要な学修の機会を失うことを避ける意味から、また大学が医療・保健機関のスタッフという人々の健康に責任を持つ人材育成の場であることに鑑み、上記の文部科学省の通知にもかかわらず、当面みなさんには大学でのマスク着用をお願いすることといたします。

 

本学ではこれまで、可能な場合は対面の授業を行う努力をしつつ、感染状況に応じてオンラインの授業を行ってきました。令和5年度の授業も引き続き、対面での実施を原則とします。但し、一部合同科目等の履修が多い講義はオンラインでの実施となります。

講義室にはソーシャルディスタンス確保のための着席不可などの表示はありません。また食堂には飛沫防止の仕切りも置いてありません。しかし、みなさんには三密の回避、手指消毒などの基本的な感染対策を怠ることのないようにお願いします。

 

臨床検査学科の先生方を中心に積極的にPCR検査を行ってきましたが、新規感染者の減少を受け、検査の体制は徐々に縮小していきます。ただし、臨地実習先で検査が求められる場合には抗原検査とともに適宜実施します。

 

なお、5月8日からは新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が第2類相当から第5類に変更されます。変更後の措置については改めて連絡します。